”マインドフルネス”とは、1980年代の米国で、仏教的訓練により精神の平安を得る道、及びその医学への適用として流行した言葉ですが、2000年代より、現代社会に欠けている「『今この瞬間の自分』への集中」を中心とした「マインドフルネス瞑想」として再脚光を浴びています。
マインドフルネスが宗教・思想関係者だけでなく、世界中で広く受け入れられるようになった理由は、マインドフルネス瞑想の体や脳への効果や臨床治療としての有効性が、多くの研究により実証されるようになってきた事が背景にあります。
太田光信が受けついた尤氏長寿養生功に含まれるチベット密教の瞑想法を元に治療師としての30年間の実務経験から得た見識を融合した”自己治療法”としての瞑想法を「尤氏マインドフルネス瞑想講座」と命名して開講しました。
「東洋医学の様々なツボに意識を集中して気を流し、身体の中の氣が経路を生き生きと流れるようにする」技法であり、氣の詰まりや滞りが取れて氣がめぐり始めると、痛みや病いが消失する事を実感できます。
体の中に溜まったマイナスな邪気を排出する事により、文字通り心身を浄化する技法を習得する事が出来ます。
漠然とした精神の安定よりも、具体的に自分の体調を最善の状態に整えたり、自分の病気を自分で治す「治療」に重きをおいた瞑想法です。体調と共に心も軽やかになります。
【実践者の体験談(80代女性)】
”生まれつきの喘息がたった一回の太田先生のご指導で回復しました。毎日、一週間この瞑想を続けたら、長年悩まされ、完全にあきらめていた喘息が治ったのです。常時、服用していたクスリを飲まないでも平気になりました。何物にも代えがたい爽快感とうれしさでいっぱいです。本当に有難うございました!”
ハーバード大学の脳科学研究所は、ストレスにより増大したコルチゾールが脳の扁桃体と海馬に損傷を与えることを医学的に証明しました。
そこで、治療法として、仏教の瞑想法を使った mindfulness stress reductionというテクニックを開発しました。
自分の心身が快感、心地よいと思える事を、瞑想しながら、それに集中するという方法です。
椅子に座って、目を閉じて呼吸に集中するだけで、扁桃体と海馬の損傷が劇的に軽減されたといいます。
尤氏氣功では、ハーバード大学で研究されるより遥か以前から、既に修行の中でこの瞑想法よりももっと発展した技術を実践してきました。
尤氏気功法は、「動的訓練と静的訓練のはざま」で脳の活性化と筋肉の増大を図る画期的なシステムなのですが、本講座では静的訓練の一つである瞑想法にフォーカスして、普段の気功道場で行う瞑想の実践よりも、より詳しい解説と実践法を教えています。
ストレスで病んでいる人もそうでない人も実践して恩恵を受けない人はいないでしょう。
全ての日本人がこの瞑想を行うことを願って公開講座を開設しました。
治療関係者の間ではよく知られている事ですが、治療師やマッサージ師にとってガンは職業病なのです。患者さんの病のエネルギー(邪気)を常に受ける為に自分が病気になってしまうのです。
桑空会では、治療師さんの体内に残る邪気がガンを誘発するものと認識しており、尤氏マインドフルネス瞑想によって、その邪気を対外に排出する事がガン予防に寄与すると考えております。
米国で太田光信が通っていた欧陽敏師母の気功道場にもガンを患う鍼灸師さん達が在籍しており、治療をして具合が悪くなると、いつも師母に相談をしていましたが、師母は「施術をする者は瞑想が必要である」と常に説いておられました。
本来は、門派の秘伝とも言える瞑想技法ですが、日本では二人に一人がガンになる時代において、桑空会では「尤氏マインドフルネス瞑想講座」として一般公開する事に致しました。
※厚生労働省の人口動態統計によると、ガンは1981年以降ずっと日本人の死因第1位で、
全体の3割を占めています。 3人に1人がガンで亡くなっている計算です。
全国健康保険協会のホームページには、「日本人の2人に1人がガンにかかる」という表記がなされています。
【参考図書】
「武医同術 史上最高の気功法」
~ 太田光信が継承した尤氏長寿養生功の威力 ~
尤氏気功法の根本的な理論から、医療気功と武術気功の関係性及び具体的な応用療法や練習法を、統合医療の現場で活躍中の水足一博医師と太田光信桑空会会長が分かり易く解説する、武術・医療関係者注目の一冊です。太田気功道場の練習カリキュラムも写真入りで紹介されており、道場生のテキストとしても最適です。
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